2020年6月18日(木)
[多言語翻訳算数コンテンツ-関西テレビ取材協力]の報告
 
大阪ベトナム友好協会には権威のある学者や弁護士、企業の経営者などがいるわけではないのですが、協会設立以来、数多くのマスコミの方が取材に来られています。
 
ここ1年ほどはベトナム人実習生の事についての取材が多く、特に、コロナウィルスで生活が苦しくなって来ているベトナム人の実情へのお話が多いようです。
 
テレビ局、新聞社からは何度もインタビューでの出演もお願いされているのですが、クローズアップされるべきはベトナム人実習生の生の声で、大阪ベトナム友好協会のコメントは必要ないとの判断からいつもお断りをしています。
 
先日も毎日新聞と関西テレビの報道のお手伝いをさせていただきました。
 
6月9日(火)に放送された関西テレビの報道ランナーのニュースで、京都教育大学の黒田先生の作成されたリモート学習のための「多言語翻訳算数コンテンツ」で実際にベトナム人親子が動画コンテンツを使用して一緒に学習する様子を大阪ベトナム友好協会事務所にて取材していただきました。

京都教育大学の黒田先生からは2年ほど前に関西に住むベトナム人の方々の母語教育にお役立て下さいということで、ベトナム語版の算数テキストを150部も送っていただき、すでに神戸、八尾、今里の各ベトナム人在住地区の団体へお渡しさせていただいております。
 
関西テレビの報道ランナーでも取り上げていただいたように、今回のコロナウィルス流行のような災害の時には社会的弱者となる可能性が高い外国人と日本人の間で教育格差が起こる可能性が非常に高いと考えられます。すべてを補えることは出来ないとは思いますが、大阪ベトナム友好協会も様々な地域の団体とも手を取り合いながら、少しでも日本に住むベトナム人にとっても住み良い社会となるようにお手伝いしていきたいと考えております。
 

 

 
京都教育大学「多言語翻訳算数コンテンツ」
http://tagengohonyaku.jp/