大阪ベトナム友好協会は大阪国際交流センターと共催で大阪国際交流センターにおいて、ベトナムデイズ2021を開催いたしました。
 
2日間に渡りベトナム文化を紹介する多彩な催しを行ないました。
 

初日は沖永良部島から8年ほど前にドリアンマンで一世を風靡したネルソン水嶋氏によるベトナム人実習生支援問題の講演会と藤元明緒監督には映画「海辺の彼女たち」の上映とトークショーを翌日にTAMA映画賞の最優秀新進監督賞新新監督の授賞式が控えているというお忙しい中、に東京からお越しいただきご登壇いただき、海辺の彼女たちについてや、ベトナム実習生問題についてのお話をしていただきました。
 
お2人とも遠方から、共にお忙しい中をリモート出演では無い形ではるばる大阪までお越しいただいてのご参加いただき感謝しております。

また、大阪ベトナム友好協会からもベトナム獅子舞の演舞や竹笛の演奏もさせていただき、初めてベトナム文化に触れる方だけでなく、何度もベトナムに行ったことがある方々にも、また、久しくベトナムに帰れていないベトナム人の方々にも大いに楽しんでいただけました。
 
今回初の試みとして大阪ベトナム友好協会の地元の今里に住むベトナム人にゼリーを使ったベトナムフラワーカービングの講師をしていただき、女性を中心に興味を持って多くの方が無料で体験に参加されていました。

 

 

2日目に行なったアオザイ体験では越日友好協会カントー支部から寄贈いただいた約60着のアオザイを参加した女性のみなさんに無料で体験いただきましたが、何着も着替えて体験される方も多く、日本人のみならずベトナム人の参加者も一緒になって共にアオザイを着せあっての交流もされていたようです。
 
同じく2日目にはBETOAJI Kobe-Osakaのみなさんにベトナム料理の動画とクイズを通じてベトナム料理とベトナム文化の体験をしていただきました。
 
今回のベトナムデイズの開催を企画するにあたり、長らくコロナ渦でベトナム料理教室にての活動を休止されているBETOAJI Kobe-Osakaのみなさんに、大阪ベトナム友好協会から、コロナ渦でも出来るビデオ紹介やクイズでオフラインの交流で参加されませんかとお誘いしたところ快く引き受けて下さりました。

今回のベトナムデイズ2021にはベトナム航空とMCVにもサポートしていただき、2年近くベトナムへ行けない状態の中ではありますが、少しでもベトナム気分を味わっていただくために、様々な協力をしていただき感謝しております。
 
コロナ渦という事もあり入場人数の制限が定員の50％と会場から求められていたため、通常100人の定員のところを来場者40名という上限を設けざるを得ず、ご参加を希望される複数の方に受付のお断りをすることになるほど好評でした。
 
長らくコロナの影響により大規模イベントが制限されている中で、大阪市などの安全基準を厳格に守りながらの開催であったため飲食を伴うイベントも行なえませんでしたが、制限化の中でも久しぶりのベトナムイベントを楽しんでいただくことが出来きたことはコロナ後の新しい動きに繋がる第一歩になったのではないでしょうか。