6月26日（日）大阪ベトナム友好協会、神戸の和楽寺、生野区の幸教寺の共催で天王寺の阪口楼にて日越仏教文化交流会が行われました。
 

130名を超えるベトナム人の参加者とマスコミを含む20名程度の日本人が天王寺の料亭阪口楼に集まり、仏教の勉強会、瞑想会が行なわれました。終了後にベトナム精進料理を参加者全員で食べた後、日越の文化交流会が行われました。

日本からは雅楽演奏、ベトナムからはベトナム伝統歌謡やベトナム舞踊、バンド演奏など短い時間ではありましたが、楽しいひとときを過ごす事が出来たのではないでしょうか。

今回歌っていただいた曲「 Cô Đôi Thượng Ngàn 」は、ベトナム北部の民俗信仰の儀式に関連する音楽の Chầu văn で、北部出身者はみんな懐かしんで大盛り上がりでした。

会場の定員を大幅に超える参加があり、食事の準備や会場の準備にと動きまわっていただいたみなさまも大変だったと思います。

J:COM TVのニュース取材など報道各社のみなさまもお越しになり、日本とベトナムの文化交流を通して、ごく普通のベトナム人の日常を取材していただきました。

苦しい生活にあるベトナム人実習生という極端な描き方で報道される大手オールドメディアとは違った視点で取材いただき感謝しております。

NHKをはじめとする大手テレビ局が、犯罪を犯すごく一部のベトナム人や、ごく一部の苦境にあるほんの一握りのベトナム人ではなく、普通に暮らす圧倒的大多数のベトナム人の様子を報道していただけるように願うばかりです。