2023年7月2日(日)
【菅細工体験・学習】

7月2日(日)大阪ベトナム友好協会の地元の東成区の深江会館にて、菅細工体験・学習を行ないました。

菅細工の体験後は、歩いて数分の所にある深江郷土資料館に移動して、菅田の見学と深江郷土資料館の見学をさせていただきました。

深江は良質の菅草が豊かに自生する浪速の一島でしたが、第11代垂仁天皇の御代に、大和国笠縫邑(やまとのくにかさぬいむら)より、笠を縫うことを仕事とした一族が移住し、代々菅笠を作ったことから、笠縫島といわれるようになりました。

以後、歴代天皇御即位、大嘗祭(だいじょうさい)の時をはじめ、20年に一度の伊勢神宮式年遷宮に使用する菅笠はすべて深江で作り献納してきましたそうです。

江戸時代には大阪玉造の二軒茶屋を起点として、伊勢音頭をうたいながら、集団で参宮したものですが、人々は道中安全を願って、(菅には浄めるはたらきがあると信じられていました)深江で菅笠を買い求め賑やかに旅をしました。

この東成区の菅田で採れた菅で作られた、実際に献上されたのと同じの菅笠も館内に展示されていました。

ベトナムのノンラーと日本の菅笠は似てはいるものの、素材や作り方が全く異なっていて、参加いただいたベトナム人のみなさんもとても熱心に作り方などを質問されていました。

📌日時:7月2日(日)13:00〜15:00
📌住所:深江会館(大阪市東成区深江南2-9-4)
📌最寄駅:大阪メトロ千日前線 新深江駅

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